様々な地域で離農の一つの要因となる『獣害』。まほろばの里でも、イノシシやシカなどから作物を守るための対策は欠かせません。老朽化し雑草のつるが絡まっていた柵を、ボランティアの力で更新しました。
秋晴れの日曜日。この日は、比良里山クラブの企画メンバーのほか、立命館大学サービスラーニングセンター学生コーディネーターさんが2名、職員さんが1名が参加。10月から作業が進んでいる獣害柵の網の張り直しや、雑草のつるなどの除去、網を支える「単管」の地面への打ち込み作業を行いました。
はじめて参加された学生さんからは、
「思った以上に力仕事が求められていることが分かった」
「一人でやると思うと心が折れそうだけど、大人数で作業するとすぐ終わるという、人数の重要さがわかりました」
といった感想をいただきました。まさにそんな感想の通り。このような作業は、みんなで力を合わせて仕事をする必要があるんです。
獣害対策の柵づくりは、ボランティアイベントとしてこの日が2回目。2回ともに、学生さんが若い力を発揮してくださったおかげで、立派な柵が出来上がりました。今後のボランティア募集でも引き続き、ぜひ若い方にご参加いただけたらとても有り難く思います。